EA職人のダブリピトレード開発秘話!
FXを始めたのはリーマンショック(2008)の前、いわゆる円キャリートレードが流行っていた頃ですが、この時点で既に株や先物取引の経験が10年を超えていました。
そんな中―――今から遡ること10数年前―――FXのブログを運営していたらfx-on(現ゴゴジャン)様からお声が掛かり喫茶店で打ち合わせをしました。
10数年前の脱サラまでIT企業に勤めていたこともあり、それを活かして裁量トレードとは別にEAの研究開発も行っていることをお話したら『うちでEAを出品しませんか?』とのご提案を頂きました。
その後、寝る間も惜しんでEAの開発を行っていたのですが過剰最適化の沼に何度もハマり、フォワードで思うような成績を出せませんでした。トレードをされている方ならご存知かと思いますが、パンローリングの本を読み漁り、片っ端からそれらのアイデアをEAに落とし込み研究に没頭しました。
1冊5,000~30,000円するパン本を100冊以上研究し、EA化し、バックテストを行い、その中でも優秀な成績を収めた物を嬉々としてfx-onにアップロードするのですがフォワードでコケてばかり…
なぜだ!?
このままでは購入者に申し訳ないので、一旦販売をストップし研究室(要は自宅)に閉じこもります。
長いトンネルでした。どんな手法にも消費期限があり、一時的には上手く行っても必ず大きなドローダウンが発生する。それを乗り越えれば再び好成績を収められるのですが、それだったら単純にリピートすればよくね?
これが行き着いた答えです。
トレードの世界に聖杯があると思っているみなさんはこう思うでしょう。
『相場には必ず普遍的な優位性を持つチャートパターンや相場環境がある!上位足やインジケーターでレンジだとかトレンドだとかの環境認識をし、それに適した手法をEAにやらせればいいんだ!』
では質問です。
そのようなEAを手にすることは出来ましたか?それを使って億万長者になりました?
もしそうなら今頃脱サラして悠々自適に過ごしている筈ですよね。この記事も読んでない筈です。
つまりはそういう事です。
長年EAを研究したからこそEAの限界が分かります。2000本以上のEAを開発し、常に200本を超えるEAを同時運用し、結果どうなったのか?を実弾で試したからこそ見えることがあります。
考えられることは全てやりました。
『単に開発能力が低いだけじゃないの?』
と仰るかも知れません。これに対するカウンターは先ほどと同じで…
既にあなたは億万長者になってますか?
です。この質問に…
『はい。成りましたけど何か?』
と答えられないのであれば、私の結論を頭から否定することは出来ない筈です。
ここまでお読み頂きありがとうございます。
と言うことで、最終的に行き着いた手法が2023年以降にアップロードしたダブリピトレードを始めとするEAです。理屈をアレコレ説明するより、フォワードの結果が全てですよね。良さそうなロジックでも稼げなければ意味がない。
様々な通貨ペアを使ってこのコンセプトに基づいたEAを開発しており、今後少しずつ公開していきますのでフォローしておいてください。これらを同時運用することでリスク分散型ポートフォリオにもなります。
短期間で『億万長者に俺は成る!』というような夢を追うのもいいですが、少額でもいいから現実的な長期資産運用をしたいと考えている方はご利用ください。
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よろしいですか?